
現場にいた経験を活かして、店舗のメニューや掲示ポスターだけでなく、店舗についてのA to Zに柔軟に取り組む夏川綾(なつかわあや) さん。長年ソクプリをご利用いただいている夏川さんにとって、当店はどんな存在なのか、そしてどのようにご活用いただいているのかを伺いました。
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この記事の目次
トラオム株式会社創業のきっかけや、創業時の状況について教えてください。
創業は1998年です。その後2002年に法人成りしました。
トリキの愛称で幅広く親しまれている「鳥貴族」の店舗数がまだ少なかったころ、社長の堀江がフランチャイズとして加盟し「鳥貴族
千躰店」を出店したのがトラオム株式会社の始まりです。実はこの店舗は鳥貴族の10店舗目でもあるんです。
弊社役員も、創業当時はその店舗でアルバイトとして働いていたと聞いています。
現役員の中には、創業時のアルバイトの方もいらっしゃるのですね。今はどんな分野でご活躍されていますか。
実は、今の私の上長も、最初の入社はアルバイトからです。あとは、新業態となる店舗の店長に抜擢される方もいらっしゃいます。
様々な業態の店舗を構えてらっしゃるかと思いますが、他の業態を始めようと思ったきっかけは?
オリジナル業態を始めたのは私の入社前になりますが、「自分たちのオリジナルのお店で、より身近な人を幸せにする空間を作りたい」「私達の事業を通じて地域の産業を守るための事業承継をしたい」という理念や会社創りの為と聞いています。
より身近な人を幸せにする、という点でいうと、トラオムさんの「お客様・従業員・取引先・社会」の全てが満足のいく関係であるように努める『四方よし』の考え、更に『四方よし』に「未来・地域」を含んだ『六方よし経営への挑戦』とも繋がりますね。
最初は事業部単位で『三方よし』を業態開発の指針として掲げていたところに我々のエッセンスとして「取引先」を加えた『四方よし』としました。
『六方よし』というのはトラオムグループ全体ですね。
北海道を始めとするいくつかのグループ会社を含め全体として掲げています。
最近は『海鮮れすとらん 魚輝水産 高井田店』が改装され、『さかな屋の大衆食堂 まぐろのしん』としてオープンしましたね。
『海鮮れすとらん 魚輝水産
高井田店』は、お食事もあって、お酒も飲めるし、おじいちゃんおばあちゃん、お孫さんも三世代で来られる方がすごく多いお店でした。
元々の「海鮮のファミレス」みたいな良さも残しながら、マグロ卸業が専門の魚屋直営である『魚輝水産』の強みを活かしてメニューを一新しました。
マグロ卸業専門の魚屋から直接仕入れたマグロ盛り合わせとお寿司。
普段目にしないような、マグロの希少部位が味わえる楽しみも。
美味しそうなメニューが沢山ありますが、夏川さんオススメはありますか?
マグロの希少部位である「トロぽっち」「カマ先」がおすすめで、あとは自社グループの商品である「とろ縞ホッケ」「丸干しにしん」も自慢です。この二つは北海道でもトップシェアの干物加工の会社の商品なんです。他には「鰊の切り込み」「かずのこ」がお気に入りで、お酒に合いますよ。(笑)
ちなみに、オープン当日は本マグロの解体ショーの開催もあり、大変賑わったとか。
開店前から予想以上の行列で、夜になっても行列は途切れることはなく、私は終日レジから離れられないほどでした。(笑)
大迫力のマグロ解体ショー。長蛇の列は地域の皆様に愛されているお店の証ですね。
オープン当日は夏川さんも現場の業務をされていたんですね。
私も元々は店舗スタッフなんです。ヘルプでホールやレジをしていました。
元々保育士をしていましたが退職した後に大学へ社会人編入をして、その時にアルバイトとしてトラオム株式会社の運営している飲食店に入社しました。
そうなんですね。
最初は軽い気持ちで入ったんですが、当時、お店のホームページやグルメ検索サイトの更新が追い付いてなかったのが気になって。
お客様から会話の中で「なっちゃん、載ってへんメニューあんで」と教えてもらったり。
それを店長に「編集していいですか?」と言ったら「やってやって」と。
楽しみながら編集していたことがいつしか本社の方で「なんか、面白いアルバイトがいて、いろいろしてる」と噂となり、そこから色々目をかけてもらいました。
その後、8年前程ですかね・・・デザイン業務を増員する際にお声を掛けていただいて。
教員免許を取得し、小学校の先生になる道もあったのですが、「やってみたい」という思いでデザインの世界へ飛び込みました。
それでは、トラオムさんに入社されるまでは、illustratorなどのデザインソフト等は・・・
一切触ってないです。
現場で覚えて?
現場で覚えて、独学で。あとは感覚ですね。
現場にいたからこそ、同じ店舗なんですけど、立地によってお客様の層やオーダーの通る商品が違う、飲まれるお酒の種類とか、お店によってのカラーの違い。
ちょっとしたことなんですけど、そういう違いをメニュー表の色合いとか、配置を調整したり工夫してみたり。
メニューやデザインだけに留まらず、手書き文字も夏川さんがデザイン。
すごい。それは、現場の人にとってもありがたいことですね。
現場にいたときの経験ですが、オーダーミスで怒られたことがありました。「この牡蠣じゃない!」と。
ただ、「牡蠣」のメニュー1つでも「せいろ蒸しの牡蠣」、「串カツの牡蠣」、「素の牡蠣」「カキフライ」と様々あるんです。
この経験をもとに、スタッフが自信をもって働けるよう考えて、ハンディキーの牡蠣のメニューをばらばらに配置して押し間違えのないよう設定を工夫したりもしました。
あえてすべて同じところに配置して「どの牡蠣だったかな?」と意識できるようにすることもありましたね。
デザイン以外にも現場を直接見てきたことは私の武器だと思ってます。
ソクプリについて、初めてのご利用から現在に至るまで、長い間ご利用いただいております。当店との出会いについてお聞かせいただけますか。
ちょうど2018年ですと、自社オリジナルブランドである「しんちゃん」の1号店を出した頃、本格的に店内に自社のポスターを作って掲示するようになったんです。
いつもだったらメーカー様が出してくれるビールポスターなどを掲示していたのですが、我々のポスターも!っていう事で作りだしたんですよね。
自社制作のポスターどこで印刷してもらうか、と考えたときに大きなポスターを印刷してくれる業者をインターネットで探した時にポスター印刷のソクプリを見つけました。


肉汁餃子と煮込みの酒場。しんちゃん 京橋の店舗入口にある合成紙にラミネート加工を施したメニューポスターが目を引きます。
店内では、写真半光沢紙B2サイズ(515mm×728mm)を掲示。
ソクプリに決めたきっかけは?
決めた理由は、納期が分かりやすかったのと、他店とも比較したのですがお値段についても安いんじゃないかな?と。
最初一回使ってみて「いい感じやな」と思いましたし、大阪に拠点があったので何かあった時にも受け取りに行くこともできるなって。
丁度そのタイミングでこういう大判ポスターなどを頼んでいた近隣の会社さんが移転してしまい、難しくなって。というのもありました。
なるほど、ソクプリのイメージってどんな感じですか。
インターネット印刷はほぼ初めてだったので、最初は「ネットでやり取りをするだけで背景に人とのお付き合いを感じられない」イメージがありました。ところが、データに問題があった時に丁寧にメールや電話で連絡があり、ちゃんとやり取りの先に人がいるんだなと感じ安心しました。
一度、ものすごく納期がキワキワで受付時間に間に合わないことがあって・・・。
電話をしたら受付時間延長のオプションの案内など、柔軟に対応して間に合わせてもらえた。
他に、規格サイズ以外の印刷も対応してくれる所と面付けしたデータをカットしてくれる『追加カット』オプションがお気に入りです。
過去にメニュー短冊を作成しましたが、自分の工夫次第で商品ラインナップの中から自由なサイズの印刷物ができるのでおもしろいなと。


『追加カット』オプションで作っていただいた店内の装飾。
ビールケースの側面に両面テープで貼り付けてお使いいただきました。素敵なアイディアですね。
ありがとうございます。では、ソクプリを利用していただくときは・・・
店舗のオープン、リニューアル、商品や外看板の入れ替え等の時ですね。
営業時間のお知らせ等、沢山店舗がある分ポスターは必要ですが、店名を入れるとどうしても店舗分の種類が1枚づつ欲しくて・・・納期に応じて当日発送から3営業日後発送まで選べるプランが増えたときに「なるほど、頑張ろう」と思った。3営業日後に発送となる分お安くなる。つまり早く入稿すればいいんだ、と(笑)
でも当日発送プランもあるので、入稿がギリギリになってしまった時はとても助かっています。
トラオムさんの今後の展望をお聞かせ頂けますか。
今まで通り、地域のお客様に喜んでいただけるようなお店作り。
それが出店であったり、既存店のリニューアルとか今のニーズにあったメニューのブラッシュアップであったり。
街も変わりますから、街に合ったメニューに変える。
売上が上がれば仕入れ先との取引量も増えますし、従業員の雇用も増やせます。また地域の皆様に支持されている・必要とされているお店ということになるので、いい循環で『四方よし』を実現させていければと考えています。

ホールスタッフとともに店舗を作りあげている夏川さん。(左)
大きく飾られているマグロの部位を説明したポスターは合成紙とラミネート加工を施したポスター。
夏川さん直筆の手書き文字が他にはない迫力のあるデザインに。
最後に、今後のソクプリに求めることなどあれば。
今のところ大変満足しています。
発泡パネル(スチレンボード)とかはちょっと使ってみたいとは思っていますね。
あと、メニューなどのPOPスタンド、パウチ加工のラミネートなどももしやってもらえたらなぁと。
印刷したポスターに上から文字を書いたり、アイデア次第で組み合わせて使用しているのですが、現地に行って加工したり、直接書いたりしているものもあり大変なんです。
すごい、文字はデジタルでなく直書きなんですね!今後ともよろしくお願いいたします。
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