よくあるデータの不備

データ入稿時の不備

お客様からご入稿いただいたデータによくある不備をまとめました。
データに不備があると納期に影響が出る場合がありますのでお手数ですがデータご入稿前に今一度、不備がないかご確認をお願いいたします。

よくあるデータの不備について

縦横比が合わない

当店で一番多いデータ不備です。

ご希望の仕上がりサイズとご入稿データの大きさが違う場合、当店ではデータを拡大縮小致します。
その際、データの縦横比が合わず、備考欄にもご指定がない場合、はみ出た部分をトリミングして納品致します。
※トリムマーク(トンボ)、カット位置がないご入稿データに限ります

はみ出た部分を「トリミングして納品」以外をご希望の場合は、必ずご入稿時備考欄にその旨を記載ください
一例:トリミングなし、余白をつけて仕上がりサイズでカット

はみ出た部分に文字があり切れるなど、
あきらかに印刷結果に影響があると当店が判断した場合は印刷作業を停止し、確認のご連絡を差し上げます。
その場合納期の遅れが生じる場合がありますのでご了承ください。

出力作業ができず納期が遅れます

はみ出た部分(赤い部分)をトリミングして納品します

仕上がりサイズのカット位置に実線がある

カットラインと判断の上、線の上からカット致します。
※線は印刷され、その上からカットしますので、線が消えたり残ったりする場合がございます。
不都合がある際は、トリムマーク(トンボ)をつける等、別の方法で仕上がりサイズのご指示をお願いします。

データ形式ごとによくあるデータ不備

イラストレーターの場合

画像を「配置」でリンクしている場合、データ内で使用している配置画像もご一緒にご入稿ください。
画像を「埋め込み」した状態でも受付可能です。

下記の場合は、そのまま印刷が進行します。
※あきらかに印刷範囲外にリンク切れがある場合

リンク切れの画像

フォントのアウトラインがとれていない

使用されているフォントはすべてアウトライン化が必要となります。
【書式】→【フォント検索】が「0」になっているかご確認ください。

下記の場合は、そのまま印刷が進行します。
※あきらかに印刷範囲外にフォントがある場合
※アウトラインがとれていないフォントが見当たらない場合
(孤立点・空フォントを含む)

アウトラインがとれているフォントととれていないフォントの比較画像

フォトショップの場合

印刷するデータ毎にレイヤーを分けで入稿する

印刷したいデータが複数ある場合は、レイヤー分けせず1データ1ファイルとしてご入稿ください。
※印刷不備を防ぐため当店でレイヤーの表示非表示はしておりません。

PDFの場合(オフィス系→PDF変換含む)

データ内に余白がある

PDFに変換するときに、保存設定やデータの作成方法によって不要な余白がついたままの方がいらっしゃいます。
当店はいただいたデータのまま出力しますので、その余白が不要か必要かの判断が出来かねる場合があります。
不要な余白がある場合はトリミングしてからご入稿ください。

1ファイル1データにしてください

PDFは1ファイル1ページでご入稿ください。2ページ目以降は印刷されません。

1ページ目しか印刷されません

よくある入稿時の不備について

データの不備以外にも、入稿時のご指示内容に不備がある場合がございます。

データが1枚しか送れてない

ご注文が複数枚で、データの種類が複数あるのに1種類しか入稿されていない場合がございます。
その場合は、必ずご入稿時備考欄に記載をお願いいたします。
例:「計5種類データ入稿予定 1種目」「計5種 1/5」など
記載がない場合データ1種と判断され、1種のデータで複数枚出力がはじまります。
※ご記載漏れによる再印刷は有償となります

入稿時に受注番号、ご注文者様の名前がない

転送サービスをご利用の場合は必ず「受注番号、ご注文者様のお名前」をご記載ください。
こちらの記載がないとご入稿者様の特定ができません。

【仕上がりサイズ】のご指定がない

ご指定がない場合、すべてご注文規格サイズでカットとして印刷が進行します。
「トンボ位置でカット」を選択された場合でも、入稿データにトンボが含まれない場合は「注文した規格サイズでカット」とさせていただきます。
オリジナルサイズでご注文の場合は確認が必要となり不備となります。

【ファイル形式】が指定と違う

ご指定の【ファイル形式】とご入稿データのファイル形式が違う場合は、 ご入稿データのファイル形式が優先され印刷が進行します。

例 【ファイル形式】イラストレーター(ai/eps)でご指示、ご入稿データはPDFファイル(pdf)の場合PDFファイル(pdf)で印刷が進行します。